トレリンコラム
指の感覚を育てよう!手遊び幼児教育
「手は第2の脳」という言葉を聞いたことありますか?体のうちに手が占める割合は小さいのですが、手を動かすために使われる大脳の領域はなんと3割以上もあるそうです。手を動かせば脳が活性化します。
それは赤ちゃんでも同じこと。いえむしろ赤ちゃんだからこそ手の感覚、指先の感覚をたくさん与えてあげることで大人以上に脳にいい刺激を与えてくれます。
触れること握ることから始めよう
まだ起き上がることができない時期でも赤ちゃんは握ることも出来ますし、触れることもできます。赤ちゃんに指を握ってもらったことのある人いますよね。指を差し出すと思ったよりも強く握り返してきますよね。
最初は本能的に行っているこの行動も、何度も繰り返すことで赤ちゃんは自分の意志で行うようになっていきます。お母さんに触れているという感覚も理解してくれるようになるので、毎日お母さんの指を握らせてあげましょう。
さまざまな感触を体験しよう
意識して指を握れるようになったら、さまざまなものを握らせてみましょう。柔らかいぬいぐるみであったり、ガラガラのように硬いものであったり。感触の違いを赤ちゃんは楽しんで覚えていきます。お気に入りのおもちゃが出来てきたりもします。
注意して欲しいのは安全なものを握らせるということです。赤ちゃんはなんでも口に持っていってしまうので舐めたりしても大丈夫な材質、口に入れてしまわないサイズを心がけましょう。
興味を示さない場合は無理に行わない
ガラガラのようなおもちゃを握ろうとしない赤ちゃんもいます。大人に個性があるように、赤ちゃんにも個性があります。握ることは好きでもおもちゃには興味ない赤ちゃんもいます。ぬいぐるみなどを握らないからといって心配する必要はありません。
ただ、突然に興味を示すこともあるので、ときどきは握るおもちゃを渡してみるといいでしょう。興味を示すタイミングはそれぞれです。他の子ができているからといって焦ることなくコミュニケーションを撮り続けましょう。
まとめ
指先の感覚を鍛えることは脳にいい刺激を与えてくれます。ただし、握ることに興味を示すあかちゃんと、そうでない赤ちゃんがいます。そのときは無理に握らせようとしなくても大丈夫です。そのかわりたくさん触れてあげましょう。赤ちゃんの肌を触れてあげることで、同じく脳に刺激が入ります。何よりもお母さんやお父さんに触れられているという感覚が赤ちゃんに安心感を与えてくれます。赤ちゃんが喜ぶ方法で赤ちゃんと向き合うことが大切です。