無理なく身につくトイレトレーニング


子育て中のお母さんとお父さんにとってトイレトレーニングは大きな悩みですよね。いつから始めればいいのか、どうすれば上手にしてくれるようになるのか悩みはつきません。そこで無理なく身につくトイレトレーニングのコツについて紹介してみようと思います。

トイレを覚えてもらおう


トイレトレーニングの最初の一歩はトイレという空間を覚えてもらうことです。当たり前と思うかもしれませんが、赤ちゃんはおしっこやうんちをトイレでするものだということを知りません。幼児でも最初はおむつの中でするものだと思っていますよね。

だからまず初めにおしっこやうんちはトイレでするものだという認識をもってもらわなければいけません。お母さんやお父さんがトイレにいくときに一緒に連れて行ったり、用を足せなくてもトイレに座ってもらうことを繰り返しましょう。

失敗しても叱らない


最初からトレイをうまくできる子なんてどこにもいません。トイレで「出ない」と言っていたのにトイレから出た瞬間に漏らしてしまうことだってあります。そういうとき絶対に叱らないことが大切です。叱られると子どもの「やってみたい」気持ちが小さくなります。

子どもだって自分で上手にトイレができるようになりたいのです。「次は上手にできるといいね」と優しく言うだけで子どもは救われるのです。お母さんとお父さんは粘り強く笑顔で向き合ってあげてください。

うまくできたら「嬉しい」を伝える


うまく出来たときはほめてあげること。これは幼児教育にかぎらず「教える」基本ですね。ほめられたことで子どもは気持ちよくなります。トイレトレーニングの場合は用を足せた気持ちよさもありますから、2重に嬉しくなります。

そして大事なのはお母さんやお父さん本人が嬉しいのだと伝えることです。「ちゃんとトイレが出来てお母さん嬉しい」と伝えましょう。子どもは親に喜んでもらいたいといつも思っています。トイレが上手にできれば親が喜んでくれると理解してもらうことが大切です。

まとめ

トイレトレーニングは正直なところ「忍耐」です。他の家の子どもがトイレを上手にできるようのを見ていると焦ってしまいますが、お母さんやお父さんが焦ったところでいい影響なんてひとつもありません。

おむつはいずれ取れるものです。肩の力を抜いて頑張りすぎないでください。むしろ子どもと向き合えるチャンスだと思ってトイレトレーニングを続けましょう。